ヌースフィットが開発製造しているパーマ剤の第2剤はすべて過酸化水素タイプです。それは多くの研究結果から過酸化水素の方が臭素酸塩よりも毛髪損傷が少ないことが明らかになっているからです。
  私たちは、わが国でパーマ剤の第2剤に過酸化水素が使用できるようになった1980年代後半から一貫して過酸化水素の第2剤の効能を提唱してきました。今になって各社が過酸化水素の効能を認めるようになりましたが、ただ過酸化水素を使えばよいというものではありません。ヌースフィットの研究でわかったことは、毛髪損傷を最小限に抑え、過酸化水素2剤を適切に使用するには、できるだけゆっくり作用させることが大切です。一部に過酸化水素を使えば、反応が速く、施術時間を短縮できるという意見がありますが、こうした使用法ではいくら過酸化水素でも毛髪損傷は免れません。
毛髪損傷といえば、第1剤だけの問題だと考えられがちですが、毛髪損傷の指標となるシステイン酸は、第1剤で切られたシスチン結合を第2剤が再結合させることができなかったために生じるもので、このことを踏まえれば、第2剤の重要性がおわかりになると思います。
 ヒモーパーマシステム(ヒモーパーム、ヒモーシスパーム、ヒモーストレート)に使用されている過酸化水素2剤は、最新の研究に基いて開発された第2剤です。

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