ヌースフィットでは、長年毛髪損傷を化学的(アミノ酸分析)、物理的分析(強伸度試験)、形態学的分析(電子顕微鏡観察)の面から追求してきました。
さまざまな企業の研究者がパーマよりブリーチの方が傷む、あるいはパーマの方が傷むと言っています。私たちの研究では、どちらか一方だけ数回繰り返しても、兵隊的にはほとんどダメージは観察されません。しかし、ブリーチ2回にパーマを1回というように、複合的な処理をしたとき、毛髪は突然大きなダメージを受けます。
しかし、現代の女性の大半はカラーリングをしており、以前と比べはるかに気軽にストレートパーマなどを行います。こうした複合的ダメージが常態となった現在、私たちメーカーに求められるのは、繰返し施術しても、カラーリングのあとに施術しても傷みの少ないパーマ剤です。
私たちは、第2剤の酸化剤が第1剤に劣らず重要なキーポイントであると考えています。現在日本でも、過酸化水素2剤の優秀性が認められつつありますが、まだ主流は臭素酸2剤です。そこで私たちは、繰り返しパーマを行ったとき、毛髪中に毛髪損傷の指標であるシステイン酸がどれだけ生成するかを調べました。ヌースフィットの開発した新開発の過酸化水素2剤は臭素酸2剤に比べ、システイン酸の生成率が低いことがわかりました。
戻る